O.S.C
「私でなきゃ、取りに行けない所だったんだ」
「へ~。マカも大変だなぁ」
「ちゃんと礼は貰うから良いのさ」
そして肩を竦める。
しかしソウマは険しい表情で、店内に戻って来た。
「マカ、ちょっと良いですか?」
いつも柔和な態度しか取らないソウマにしては、珍しく少し焦っている。
私はハズミと視線を合わせ、すぐさま立ち上がった。
「どうした?」
するとソウマは奥の方へ手招きした。
ハズミとマミヤに聞かれたくない話ということか…。
「今、連絡が入りましてね。とある地域で、『力』を持つ人間が突如行方不明になっているそうです」
「何だと?」
あくまでも小声で、問い返す。
「へ~。マカも大変だなぁ」
「ちゃんと礼は貰うから良いのさ」
そして肩を竦める。
しかしソウマは険しい表情で、店内に戻って来た。
「マカ、ちょっと良いですか?」
いつも柔和な態度しか取らないソウマにしては、珍しく少し焦っている。
私はハズミと視線を合わせ、すぐさま立ち上がった。
「どうした?」
するとソウマは奥の方へ手招きした。
ハズミとマミヤに聞かれたくない話ということか…。
「今、連絡が入りましてね。とある地域で、『力』を持つ人間が突如行方不明になっているそうです」
「何だと?」
あくまでも小声で、問い返す。