探偵屋

俺がまだぎり10代立った頃

働く先もなく、ふらふらしてたら
一つのコーヒー屋を見つけた

いい香りにつられ
金もねーくせに、コーヒーを飲んじゃったんだ

俺はヤバイと思い、
金も払わず逃げようとした
でも無理だった
そこにはグラサンかけたこわーいおっちゃんがいたんだよ

俺は土下座して

「ごめんくっさいあそばせ」

と言った。
そしたら、そのグラサンかけたおっさんは
コマネチをして許してくれた

なんとまぁ、ユーモア溢れるおっさんなのかと思ったよ。

そのおっさんは下の店の人だったわけよ。

だからものすごく悲しいわけよ。今。

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