あなたを想う。



「よし!李奈ちゃん
帰ろっか!おいで!」


翼にギュって抱き締められた―

「うん。帰ろっ☆」

あたしたちは手を繋ぐ―


「ぢゃぁ、また明日ね!!」

あたしは翼にバイバイを
言われるのが寂しくて
自分からバイバイを言う


「おう!あ。
明日学校さぼって
デートしねえ?」



え?




あたしは嬉しくて嬉しくて
笑顔で答えた

「うん!デートする☆」


「ぢゃあー明日、
大きな木があるあの場所へ
12時待ち合わせな!
遅れるなよ(笑)」


「翼もね(笑)ぢゃあ
また明日ね☆」


明日は大好きな翼とデート――

嬉しくて
嬉しくてにやけてしまう。
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