最愛
「てか、なんでまやはそんなに必死なの?行かなくたって、いーじゃん」
そういうと
まやの頬がボッて赤くなった
な、なにこの可愛い子!!
「あのね、今日合コンするメンバーの中にウチの好きな奴がいるんだよね…」
「てことは、まやとその人が主催者?」
「…うん、まあ」
「まやは、その人のコト好きなんだよね??」
確かめるように、
もういっかい聞くと
まやは、一瞬真剣な目をして
「うん。すっごく好きなんだ」
って、れなの目をみて言った。
あうー´Δ`
合コンは行きたくないけどまやの恋は応援したいんだ
だって
友達だしね
「…………れな、座ってるだけだからね?」
承諾してしまった
弱いなー、自分
「れな、ありがとうっ!!」
まやは、
笑顔になってそう言った。
まやのため…
まやのため…
そう思って
我慢しなくちゃあ!!