fight*girl
こんな堕天使を相手にすることは止めて、テレビに集中する。
…なーんか心に引っかかってる。
「あっ!!!」
「うわっ!!!なんやねん!!!」
思い出した!!!
カメラ現像取りに行かなっ!!!
「ちょっと街行ってくるっ」
「は?なんで?」
「用事思い出したのー」
いそいそと準備して鞄を持つ。
明らかに不満な顔をした優羽は私を引き止めた。
「俺も行く」
「すぐ帰ってくるもん」
「……綺羅が来たらどうすんねん」
「本間にすぐやから!!!」
お願いをして、必死に手を合わせる。
しばらくすると頭上からため息が聞こえた。
「なんかあったら連絡しろ」
「うんっ」
うきうきで玄関から外に行く。
そういや連絡ってどうすれば?
ま、いっか!!!
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