fight*girl
カーテンから漏れる光が部屋を明るくする。
その光が私にも当たっているので思わず目を思いっきり瞑る。
…眩しい。
「ん゛ー…」
眩しい!!!!
「んあぁー!!!」
眩しさに耐えきれず上半身を起こそうとする。
しかしお腹の上に何かが乗っている為、それは出来なかった。
「あ、」
その正体は優羽の腕。
あの後一緒に寝たんやっけ…。
そして寝る前は、
「わあぁー!!!」
やばい!!!恥ずかしい!!!
…おっと、優羽を起こしたらあかんよね。
なんとか気持ちを落ち着かして、まだ寝ている優羽の方向へ振り向く。
寝顔どんなんかなーっと。
「お前何独り言言ってんねん」
「……………」
起きてたー!!!!
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