fight＊girl

寝転びながら肘を立てている優羽の目はかなり呆れている。


そんな私は正反対に口をパクパクしている状態。




｢い、いつから起きてたんかな…？｣


｢お前が起きる前から｣


｢はぁ？！言ってよ!!!｣


｢眩しそうな顔してて面白かったし見てた｣





…それってめっちゃ不細工って事かしら？


昨日の愛してるって夢？





｢てかっ裸!!!｣





優羽の上半身は何も着ていない。


布団からも素肌が出ているから多分下半身も…。




｢ん？裸？｣


｢服っ!!!服着てよ!!!｣


｢そんなんあいもやろ？｣


｢え？｣






そろりそろりと布団を巻き上げ自分の体を確認する。


そこには綺麗に服を着ていない姿…―。






｢わー!!!!｣






なんで優羽の腕を確認した時に気付かなかったんやー!!!!






｢へんたーい!!!!｣







バキッ!!!!







｢いでっ!!!!｣







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