fight*girl






眩しいと思っていた太陽はリビングのカーテンを全部開けると暖かくて、


外で鳴いている鳥もいて天気もよく、昼下がりだと教えてくれた。





「大体な、」


「…はい」


「裸もう見たし、それで変態はおかしいやろ?」


「でもっ、それとこれとは別…」


「お・か・し・い・や・ろ?」


「…おかしいです」






…なのに説教されちゃってます。


いやいやいや!!!


確かに殴った私が悪いですけど!!!


でも教えてくれへんかった優羽も優羽やん!!!





「何?なんか言いたい事ありますか?」


「…ないです」





それを言えない私はヘタレちゃん…。


むっかつく!!!






「まぁええわ、あいおいで」


「う…」


「はーやーくー」





急かされてじわじわと近づき隣に座る。





「ほらギューッと、ギューッ」





どうやら優羽は飴と鞭が上手いようです。


ぎゅっとされて内心喜んでいる私は飴に弱いみたい…。






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