fight*girl





「あ、神んとこ行くんでしょ?俺も行くー」


「はぁ?ふざけんな」


「いいじゃんいいじゃん、途中までだし」





と、いうことで何故か伊音君も同行。


服装は優羽の戦闘服と一緒だから、稽古でもしてたんかな?





「てか優羽のその話し方なに?そんなんじゃなかったよね?」


「人間界で関西弁っていうねん」


「カンサイベン?」


「あ…うちがそういう喋り方やから、合わせてくれはってん」


「へー、面白い話し方だね」





…面白いって。


それ、褒めてます?





「あー、じゃあ俺はこの辺で」


「え?そうなん?」


「神にサボってんのバレたくないしー」





サボってたんかいっ!!!


羽を広げ飛んでいく伊音を見て、私と優羽は同時に溜め息をついた。


そして神のいる建物の門の前に立った私達は、中へと入り込む。







…まるで宮殿。







.
< 198 / 505 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop