fight*girl
唇が離れ、至近距離で見つめ合う。
少し熱っぽい優羽の瞳の中に私が写っている。
「………………」
「………………」
って恥ずかしすぎる!!!
顔が急に熱くなり、すぐに優羽に背を向けて布団に潜り込んだ。
それを優羽が見逃すはずなく…
「なに?一回だけ?」
「もう無理無理っ!!!」
再びギュッと背中越しに抱き締められ、逃げ場を失う。
なので同じように優羽の手は、
「ちょっ…!!!何処触ってんねんなっ!!!」
「聞きたい?」
「はぁ?!」
「おっきくしたろか」
「間に合ってます!!!」
いや、間に合ってないけどね…。
やっぱり変態!!!
「あーいちゃん」
「こらこらこら!!!」
「なに?もう一回?」
「言ってません!!!」
誰か助けて!!!
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