fight*girl
「わぉ、」
着いた場所は大きな武道館。
中では沢山の天使達が稽古をしていて、所々休憩をしていた。
「本格的…」
「当たり前やろ」
どや顔で言われ一瞬イラッとしたけど、優羽ってこの中で一番強いねんなぁ。
…カッコいい。
「あっ!!!ちょっと優羽さん!!!サボらないで下さいよ!!!」
「あー?」
とてとて、と可愛い感じの男の子が遠くから走ってきた。
なんか天使って男前多くない?!
「ほら!!!早く来て下さい!!!」
「はいはい、まぁ見学しとけよ」
「う、うん」
怠そうに引っ張られ、手を振ってそれを見守る。
「座ろっか」
「せやね」
とりあえず壁を背にして二人で並んで座った。
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