fight*girl





「じゃあ私はどうして存在したんですか?」





元々天使だった魔王。


私はいつから、どうやって存在したのかわからない。





「貴女は魔王が作り出した分身」


「分身?」


「恐らく自分を守る為に、自分と同じだけの力を持った存在が欲しかったのよ」





言わば盾。


そして私はその言葉通りに魔王を隠した…。





「でも分身を作るのにはリスクがあってね」


「まさか、それが…」


「そう、心臓を二つに分ける事」





だからどちらか死んでしまったら自分も命が無くなる。


二人で一つの心臓。





「いずれ魔界は再び天界を襲うかもしれない」


「私戦います!!!」


「ありがとう、私達も全力を尽くすわ」





天使や神を殺して力を奪う。


そんな事をさせたら、この世界…いや全てが終わり。


魔界や魔王を止めてみせる!!!






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