fight*girl





「あれ?知ってると思ってた」


「教えてもらってない」


「あ、マジで?」





でも誕生日教えてないくらいでそんなに怒る?


てか自分ですら忘れてたのに…。





「別にいいやん、誕生日なんて」


「よくない」


「なんで?」


「…彼氏が知らんでどうすんねんな」





ズッキュン!!!


拗ねたようにクッションに顔を埋める優羽が可愛くて仕方ない。


そんな表情もすんねんなぁ…。





「遅なったけど何か欲しいもんある?」


「えっ、いいよ!!!」


「無理、男が廃る」


「んー…」





キッ!!!と睨まれ、渋々考える。


なんか欲しいもの、欲しいもの…。





.
< 266 / 505 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop