fight*girl
状況を理解した瞬間、更に私は暴れ出す。
しかし既に部屋の中に入ってしまって、
「はい、どーぞお姫様」
「うぅ…」
優しくベッドに寝かされ何も言えなくなる。
自然に優羽も私の上に覆い被さってきて、視界は全て天使様。
「なぁ」
「何…?」
「俺な、」
私を見下ろす優羽の瞳から逃げられない。
「こんなに人を好きになったん初めて」
首筋に唇が触れる。
服の中に優羽の手が入ってくる。
…息づかいが聞こえる。
「お?デカなった?」
「ちょっ…!!!」
ムード崩さんといてぇー!!!
ありえへん!!!
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