fight*girl
「もう知らんっ」
「嘘うそ、ごめんって」
拗ねた私の頬にキスし、頭を撫でる。
…なんか今日優羽優しい。
ごめん、なんて全然言わへんのに。
「なぁ優羽、」
「ん?」
体が熱い。
もっと優羽に触れてほしい。
もっと優羽を感じたい。
そんな風に思ったのは、今日優羽がいつもと違うから。
きっとそのせい…やんな?
「うちの全部…優羽で感じさせて」
その言葉に一瞬、目を見開いた優羽だけど
「…了解」
すぐに微笑み、再び私の体に触れた。
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