fight*girl
丁度私の胸に優羽の顔が埋まってくる。
…こういうのって、母性本能?
思わず優羽の頭を撫でると、安心したような表情をして、
「んー、あいちゃーん」
「ちょっ…!!!」
足でガッチリ体を固められ、身動きが出来なくなる。
…ま、まさか。
「もう一回しよっか」
「しませんっ!!!」
「いって!!!暴力女!!!」
「う、うるさいっ!!!」
一瞬優羽に怯んだものの、負けじと言い返す。
だってもう無理やもん!!!
腰痛いもん!!!
下半身ダルいもん!!!
「ったく、さっきはあんなに甘えてきたくせに」
「あ、あれは…!!!」
「お前あれか、ツンデレか」
「ちゃうわ!!!」
誰もツンしてデレしてないし!!!
優羽こそ寝顔とは大違いですね!!!
―…どくんっ
.