fight*girl











「んんー…」





カーテンから零れる涙が眩しい。


眉間に皺を寄せながら目を開けた。





「ゆ、う…?」





ベッドの上には私しかいなくて、眠たい目を開けて体を起こす。


そしてのろのろとベッドから降りて、リビングに向かった。






「あ、」






扉を開けると優羽はテレビを見ながらコーヒーを飲んでいて。


そして私に気付き、一瞬こっちを見て再びテレビに視線を戻した。





「おはよ…」


「おそよう」


「何よ、おそようって」


「昼過ぎやぞ、今」





時計を見ると確かに昼過ぎ。



…寝過ぎた?





.
< 314 / 505 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop