fight*girl






私の言葉に満足したのか、優羽は私の頭を撫でる。





「すぐ帰ってくるから」





足元に魔法陣を作り、その中心に彼は立つ。





「わかったよ、」





手を振って送り出すと同時に光が優羽を包んで、





「ばいばい」







優羽は、消えた。







それを認識した瞬間に涙が溢れる。


ポタポタと落ちる涙は床に落ちていって、








「っつ…!!!」








私は、泣き崩れた。








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