fight*girl
「はぁっ、はぁっ…」
息が上がり、必死で深呼吸をする。
…血圧上がって死ぬんちゃうか。
「じゃあ俺の部屋でいい?」
「変なもの置いてない?」
「ないない」
じゃあ綺羅の部屋でいっか。
そうと決まれば大人しく綺羅について行く。
「ここだよ、どうぞ」
恐る恐る部屋に入ると、確かに変なものはない。
…よかった。
「ごめんね、ソファーないからベッドに座ってくれる?」
「うん、」
ふかふかのベッドに座ると、少し離れて隣に綺羅も座る。
やっと落ち着いたって感じ。
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