fight*girl






「あ、」





店から出て、ブラブラ歩く。


出店なのか、たくさんの光り物が売ってあった。


ネックレスやピアス、そして。





「指輪…」









(なんかいいな、こういうの)






(俺とあい、繋がってる気がする)








記憶にある映像が鮮明に思い出される。


嬉しそうな私、照れた優羽。


優羽が選んでくれた、指輪。






「なに?指輪欲しいの?」


「う、ううんっ」


「ふーん、一回王宮に戻ろっか」


「せやねっ…!!!」






あの指輪どうしたかな。


…捨てたかもね。


栄子のネックレスと、共に。







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