fight*girl




瞬間、扉が閉められ出口が無くなる。

と同時に首には綺羅の腕。


―捕まった、?




「逃げる事は許さない、あいは仲間だから」


「離して!!!もう此処にいる必要ない!!!」


「黙って俺らの帰りを待てばいいんだよ」


「嫌や!!!優羽の所に帰して!!!優羽の元に!!!」


「うるさい」


「!!!ゆっ、う」




低い声と共に降りかかったのは首への痛み。

体が一瞬硬直し、視界が暗くなる。




――意識が無くなっていく。







「お休み、我が悪魔」







その言葉を聞いて、目を閉じた―。






.
< 417 / 505 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop