fight*girl






「どけっつってんだろ!!!」




その言葉に目を見開き、思わず視線を変える。



何かに向かって叫んでいる先は王宮。

そして、そこには―





「神様?」





遠目でも分かるその姿は大切な人の一人。

そしてその人に向かって降り立つのは紛れも無く、






櫂莉。






「っ!!!」





櫂莉の姿を見つけたと同時に地面を蹴り、宙に浮く。


アイツが何をしようとしているか分かっている。

だから早く行かなきゃ…!!!






「間に合って…!!!」





.
< 446 / 505 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop