fight*girl





「そんなこと!!!」




分かってる、下手したらこの世界を滅ぼしてしまう。

でも、




「必ずうちは戻ってくるから、お願い」


「しかしそれは…!!!」


「神様、」




しっかりと目を合わし、手を強く握る。


今はこれしか方法がない、と伝わるように。




「それにうちには優羽がいます」


「優羽…?」


「だから大丈夫」





いつも優羽は私を夜叉や鬼神から引きずり出してくれた。


大丈夫、きっと。










「この世界は私が守ります」







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