fight*girl
優羽の手の平から光の玉が現れる。
それが私達の所まで飛んできて頭上で止まる。
そして光の玉は何重もの輪になり、私達を縛った。
「お前…!!!」
「これで終わり」
自由に動く右腕には刀。
身動き出来なくなった二人。
私は櫂莉の背中に刀を突き刺す。
それは心臓をも破り、胸から刀が突き出している。
「が、は!!!」
溢れた血は刀を伝って、私の左胸を濡らしていく。
突き出した刀は私の心臓も破っていて、
刀の先は私の血が流れていた。
「あいー!!!!!」
優羽の叫びが聞こえた。
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