fight*girl





バタバタと洗面所まで走り、食い入るように鏡を見つめる。

そこには少し幼い自分の顔。





「はい?!」





あかん、意味がわからへん。

全く持ってわからへん。








ピンポーン







「ん?」




ベルが鳴り、首を傾げたまま玄関に向かう。



ガチャ、と開けると飛び込んできたのは、









いや、そんなんあり得へん。


だって彼は天使なはず。








涙が溢れた。








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