fight*girl
「いい加減にしろ!!!」
剣を取り出し、優羽は走り出す。
そして私を追い越して思いっ切り剣を振りかざした。
ヒュンッ…!!!
ブチッ!!!
「?!ギィヤアァアア!!!」
キメラの叫び声と共に、舌は二つに別れる。
「ありが、とう」
体中が痛む中、やっと解放されたキメラにため息をつく。
「はよ剣出せ、殺るぞ」
「う、うん」
優羽が盾になってくれている間に背中から剣を引き抜く。
大きな剣は月の光によって反射していた。
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