fight*girl





「いい加減にしろ!!!」




剣を取り出し、優羽は走り出す。



そして私を追い越して思いっ切り剣を振りかざした。






ヒュンッ…!!!



ブチッ!!!





「?!ギィヤアァアア!!!」





キメラの叫び声と共に、舌は二つに別れる。




「ありが、とう」




体中が痛む中、やっと解放されたキメラにため息をつく。






「はよ剣出せ、殺るぞ」


「う、うん」




優羽が盾になってくれている間に背中から剣を引き抜く。




大きな剣は月の光によって反射していた。







.
< 59 / 505 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop