fight*girl
親友
「ん…」
暗闇から目が覚めてると一番に見えたのは天井。
一瞬何処かと思ったけれど、部屋を見渡しているうちに自分の部屋だと分かった。
「いたっ…」
ゆっくり起き上がると、体にピシッと痛みが生ずる。
顔を歪ましたまま、視界に明るい髪が映し出された。
「優羽…?」
寝ているのか、名前を呼んでも動かない。
小さく息を吐くと足の傷が消えている事に気付いた。
「無くなってる…」
体中の傷も治っているし…治してくれたんかな?
「ありがとう…」
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