fight*girl





「優羽くんっていつからここに住んでるん?!」


「んー二週間ぐらい前かな?」


「へー、いいなぁ」




黙々とケーキを食べる優羽を横目に、栄子は楽しそうに紅茶をすする。


まぁ、怒りが納まってよかったけどね。




「なぁ優羽くん」


「なに?」


「二人はカップルやんな?」


「ぶぶー!!!」


「うわ、あい汚い」




急いで口から吹き出した紅茶を拭いて、口も拭く。


…栄子がいきなり変な事言うからやん!!!





「だからカップルって…」


「んー、二人で一つってことっ」




優羽の不思議な発言も気にせず、栄子は淡々と答える。


てか二人で一つって!!!







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