fight*girl
「あのね、優羽」
「俺なんもせんかったで」
「違くて、だからね」
ソファーに寝転んだ優羽に近付いて隣に座る。
「カップルっていうのはさ、恋人同士って意味やねん」
「…え、そうなん?」
「なんやと思ったんよ…」
やっぱり分かってなかったんかい!!!
まぁめちゃくちゃ拒否られるよりはいいけど。
…って違う違う!!!
「痛いわっ!!!」
「あ、ごめん」
興奮のあまり叩いてしまった…。
優羽の事なんて何とも思ってないしな!!!
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