Another☆Story




その言葉に、由宇はぴくっと反応した。




これは…………、





本気で怒りそう!?








えぇい!




あたしから言っちゃえばいい話だろ!




あたしは拳をギュッと握って、真を見上げた。




「真…!由宇は…」




するとふわっと後ろから抱きしめられて、声が降ってきた。




「奈央子の彼氏」




そう言ってあたしの頬にチュッとキスをした。




「……っ」









「……彼氏……?」






< 17 / 32 >

この作品をシェア

pagetop