君のコトバただ信じていた…

メール

空くんへの曖昧な想いが
確信へと変わったのは
中3に上がったばかりの
4月だった。

『空くんに会いた~い』
「てかメールしぃや」
『だって繋がりないし~
アドレス聞く勇気ない↓』

今は普通の友達だけど
前は親友としていてくれた
咲にはよく空くんの
相談に乗ってもらっていた。

「HPからメールしたら?」
『そんなやり方は
嫌やわ~(/_;)/』
「じゃあどぅすんねん(笑)」

そんな調子が
一ヶ月程続いた。
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