君のコトバただ信じていた…
それからは空くんの
中学時代の話の続きを聞いたり
受験の話をしたりして
時間が過ぎていった。

「俺今日友達と酒パすんねんやん。
だからもう行かなあかんわ~」

とちょっと申し訳なさげに
空くんは言ってきた。

時間もちょうど夜9時頃で
私も帰ろうかと
思っていたところだったから

『ゆりもそろそろ帰るし
全然いいよっ』

と言うと

「また喋ろな。てか暇な時
電話とかメールしてこいよ。」

と優しい笑顔で言ってくれた。
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