君のコトバただ信じていた…
少しすると
バタバタと階段を
降りる音が聞こえてきた。
その音が近付くにつれ
私の緊張も大きくなっていた。

ガチャッ

「入ってえーよ」

とドアが半開きの時に
声が聞こえた。

『あっおじゃましま~す…』

お母さん達がいたらどうしよう。
あいさつぐらいは
しとかないとっと
緊張が押しよせていると

「なに緊張してんねん(笑)
誰もおらんでー」

と空くんに言われた。

…心の声聞こえた?
恥ずかしっ…

てゅうか…!!

『二人っきりですか!?』

と慌ててきくと
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