俺様婚約者様?
 * * * 



そしてお姫様抱っこされ


学校の外で待っていた、高級車に無理矢理に乗せられた。



車内は沈黙。



沈黙が痛い




「…あ、あの…」



私が離しかけると、霧城楓は私の方を向いた。




『何?』


「ど、こ…行くんですか?」


『秘密』




2人はソレだけ会話をすると


また沈黙に落ちた。




< 12 / 217 >

この作品をシェア

pagetop