俺様婚約者様?

私が叩くと。


霧城楓はビックリした顔をしながら、頬を押さえて


私に近寄ってきた。



私は霧城楓を睨んだ




『……に………だよ?』

「はっ?」



霧城楓は低い声で何かを言った



『何するんだ?』



私は睨み続けながら



「何って?叩いただけよ?ムカついたから」



私がそう言うと


霧城楓はクスリと笑った…――






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