ヒトトキの夏
「うるさいわね~。でも残念ながら今年はこっちで遊べないわよ。」
「えっ!!!!どういう意味!?」
意味のわからなかった私は身を乗り出して、お母さんにつめっよた
「少しは落ち着けないの??ハァ…ちゃんと話すから座りなさい。」
はーいと私はソファーにきちんと座りなおした
「あのね明日からお母さん仕事で夏休み中ずっと海外に行かないといけなくなったの。だから美夏を家に1人で残していけないでしょ??それでおばあちゃんの家に行ってもらうことにしたの。本当は明日からの予定だったんだけど、飛行機が今日しかとれなくてもうちょっとで家を出ないといけないから今からすぐに荷造りしなさい!!」
お母さんは大阪のおばちゃんにも負けないくらいすごいマジガントークをしたあと私をリビングから追い出した