君の隣で


~~♪~♪



AM7:00、



加藤ミ○ヤのメロディが
部屋に響く。





「‥ん‥眠い。」




鳴り響く音楽のせいか、あたしの寝ぼけた声のせいか、





隣のこちらに向けた背中が揺れ動いた。




「‥はよ。」



「あ、起きた。もう起きる時間だって」





やたら綺麗な顔を



カーテンの隙間から漏れる朝の眩しさに歪め、




伸びをしているこいつは悠斗(ユウト)。





昨日の夜遅くあたしが
よんだ男だ。


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