ピンク色の空


「いえ…」

「ハタチに見せる為に使う化粧代も私が出そう」

「いえ、そんな…」

「受けてくれないか?」


受けるか…断るか…


「成績が上がらなくても佑希那さんのせいじゃない。詩のやる気がないだけなんだ」

本当にいい人だと思う…先崎社長は。


「このままでは退学になるかもしれない。お金を出して解決させても良い。だか私は詩にやる気を出させたいんだ。力になってくれないか佑希那さん?」



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