ピンク色の空


「もしもーし…」

いくらノックをしても出て来ない…。

何でー?

あたしは腕にはめている時計に目をやる。

火曜日だよ…
火曜日だよね!?



「おーいっ!!」

バン――

「うっせぇよ!!クソチビが!!」

「イタッ」

詩が勢いよく開いたドアで頭をぶつけた…。

それを見た詩はハハッと笑って部屋の中へ消えてった。



< 52 / 125 >

この作品をシェア

pagetop