青蝶seven
那央side


ある日、転入生が来ると噂されていた。

女・・・かぁ・・・


うーん。俺は紫音が“何か”を隠しているんじゃないか?と思い始めるようになった。

心から笑ってない。死んだような目。心がない??


そう思うようになってきた。

それは、何故?

藍蝶がTOPになったのは4代目が死んで5代目になったくらいの時だったとおもう。

噂では、   -死んだ目の青蝶-

と言われていたらしい。



   青蝶の時の紫音を見てみたくなった。


『おーっす☆那央ちーん☆どした_??むっずーい顔しちゃって;;』

『・・・キモい』

「むっずーい顔してたか!?おぅ、よくも言ってくれたなっ!優人ォ!!!!!」


―ガッシャンッ―

『『「・・・??」』』


『ふざけんな!爽退学届だせやァ!!!!』


『紫音っ!落ち着けッ!こんな事で退学なんて言ってんな!』


『うっせ!爽には“こんな事”かも知れねぇけど、私にとっちゃ“とんでもねぇ事”何だよッ!』



『・・・ッ!』



『分かったかぁ?私は退学する。アイツがどこまでも追ってくるようだったら


       死んでやる。』



『馬鹿言ってんなァ!!!!死んでやるとか言ってんじゃねぇ!』


『・・・』


『そもそも、その転校生が梨音だって限んないじゃんか!』


『梨音だよ。。。絶対。』


『何でそうなる!!!!!!』


プルルル・・・

『悪ィ・・・ちと出る。』

『私は先に行くよ。』


< 18 / 50 >

この作品をシェア

pagetop