青蝶seven
『よくわかってるじゃない。私は貧乳ですから!』


ザワッとクラスの奴らがざわめき始めた。

[ねぇねぇ、なに?超似てる!双子??]


[違うでしょ。だって、紫音さんは結城ってんで、梨音チャンは・・・何だ??]


『えぇ。そんな小さい人初めて見たわ。』


すると、そこに爽が入って来た。


『梨音ッッ!!!!!テメェ!!!!!何しに来やがった!』


『は?何しにって私此処の学校の生徒だしぃ~??』



『消えろ!さっさと紫音の前から消えろ!』


『いやだね。ねぇ~人殺しのし・お・んチャン??』

人殺し??まぁ。NO.1だったらそんなことあると思う。。。けど紫音は顔を真っ青にした。


『・・・・・』


『人殺しはテメェだろ!梨音!!!!!!』
爽が言った。

『いい。さがれ。人殺しは私だ!』


『そうよねぇ~本当は雄介くんと結婚する・・・『黙れ!!!!!!!』

『威勢のいい紫音ねぇ、もう少し挑発したら青蝶になるかしら??』

『いい加減にしろ!!!!!梨音、死にたいのか馬鹿野郎!』
爽は必死に止める。

『『『「ッ」』』』

クラスのみんなが動けなくなっただろう。

紫音の周りは青いオーラが出てきて、綺麗な蝶が飛んでいる。目は死んだような目をして、目があったら死にそうな何かを漂わせていた。

・・・これが青蝶・・・

『青蝶紫音のお出ましじゃない・・・フフフ』

『何笑ってんだ!!!!!!馬鹿めが!』
爽はとても必死だった。

俺は、青蝶の紫音を見てみたいと思ったことがあったが出来ればもう見たくない。
紫音はロボットのようになっていた。心の無さがよくつたわった。
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