青蝶seven
『死んで』



ボコッ


シュッ


ボコッ



・・・・青蝶・・・・


そうだと思った。目は死んでいた。


圧倒的に紫音が買って梨音の発した言葉は、、、

『紫音、ごめんね。そうだよ、いつだって紫音がうらやましかった。体育倉庫で心と紫音がヤってるの・・・みてた。雄介クンに大嫌いなんて言ってないことだって知ってる。嘘ついた。心が、紫音を襲うように命令なんてしてない事も。紫音が今だって心が忘れられないことだって。』


『息も出来ないようにしてさしあげるわ!』


ボコッ!しゅっ!ドシドシ!

もう、梨音の頭からは大量の血が出ていた。
それを見てか。。。爽が何かを渡した。

そこには、

       紫音へ


と書かれた手紙だった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梨音は一命をとり遂げた。


紫音は捕まるかと思ったけれど捕まることも無かった。


青蝶から紫音そのものに戻った時の紫音は泣いていた。


多分、さっき爽が渡した手紙でないたんだと思う。


俺は、まだまだ紫音を知らなかったんだ。と改めて実感した。
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