青蝶seven
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  紫音へ


この手紙を読んでいるときは俺は死んでいるよな。

そして、紫音は生きているんだろうな。。。

嘘だよ。紫音は死んだんだ。

それだけは信じれない。

だから、少しの希望を託して手紙を書きます。



あの夜、紫音を信じてやれなくてごめんな。

売春なんて紫音がやるはずなかったのに。

梨音にあの写真を見せられて動揺していたんだ。

本当にごめん。

俺は、そんな命令してない。

したのは梨音だと、紫音が飛び降りてから聞いた。

そして、いわれたんだ。




「あなたのせいでしょう?彼氏のくせに信じてやれなかった貴方のせい。」




ってな。そうだよな。



だから、おれも紫音に会いに行く。



紫音天国で待っててくれよな!




もし、生きているのなら・・・




先に逝ってごめん。


紫音が来るまで待ってるから。



でも、早く来ようとしたら待たないぞ。


PS:周りをよく見ろ。紫音を大切に思ってるやつがいっぱいいる。
ぜってー幸せにならないと待たないからな。

なんて、紫音が待っててくれるだろ??


こんな馬鹿な彼氏でごめん。

藍蝶を守ってくれよ!

    幸せにな


             鯨井 心
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