MUSIC
『……うッ……五月蝿い!!!!
お前なんかに、負けてたまるか!!!!!
……………あれ?
ゆ、夢か………???』



はい。起きました♪♪
流石、負けず嫌いの美依チャンだね(笑)



しかも、俺が言ったことを夢と勘違いしてるし(苦笑)
でも、本当のこと言ったら殺されそうだし?
夢じゃないことは、言いません(笑)






「何、大声だしてんだよ……
ほら、ついでに薬飲めよ?」


俺は、剣崎先生からもらった風邪薬を美依に渡す。






『…………あ、ありがとう………』
と言うと薬を水で含んで飲み干した。




俺は、美依の頭をポンっと叩いて
「もう少し、寝てていいからな?」
と笑った。






美依は、俯きながら頷いてベッドに潜り込んだ。









それから、数秒も経たないうちに規則正しい寝息が聞こえてきたのは、言うまでもないだろう(笑)











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