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小夏と智くん

『……はぁーい!!
いま、開けますぅ!!!』


「遅い!!!
馬鹿ぁ……心配したんだからね???」

小夏はそう言うと、あたしに抱きついてきた。


『……うん。
もう大丈夫だからね?
ごめん、ありがとうね』


あたしも小夏を抱き返した。











「……なぁーんだ。
美依、元気になったんだ。」




えっ………
その声って、まさか……………







小夏はクスッと笑うとあたしから離れて後ろを振り返った。



つられてあたしも小夏の見たほうに視線を動かす。








すると、そこには…………………













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