MUSIC
『………離して!!!
なんだよ、加山君と上田君が手伝ってくれたのにさ』


あたしは、文句を言う。





「………なんで、笑わねぇんだよ。」

ボソッと何かを呟く、真田 遼太郎。





『はぁ?
聞こえないんだけど?』





「なんでもねぇーよ
つーか、お前ど下手なんだから練習しろよ。」






あ、今のはカチンときたね。















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