北の森の妖精
「ロビンとキャメルは、何になりたいの?」
ドロップがたずねます。
「あたしは、木登り競争の選手になることが夢なの!」
キャメルは、目を輝かせて言いました。
「この森の代表になって、他の森の動物たちと、競争したい。森の代表になれば、森の外に出ることもできるもの。もっと、外の世界を見てみたいの」
「キャメルなら、大丈夫。きっとなれるわ」
「ありがとう、ルーシー」
ロビンは、腕組みをして悩んでいました。
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