北の森の妖精
「これが、わたしの、本当の姿なの」
そこにいたのは、雪のようせいでした。
「ドロップは、雪のようせいだったんだ!」
「ごめんなさい、だまっていて。でも、言っても信じてもらえないと思って」
確かに、はじめて会った時のドロップを見ても、雪のようせいだとはだれも思わないでしょう。
「じゃあ、そろそろ行くね」
ドロップは、4匹のほほにキスをして、雲に乗りました。
「ドロップ…次は、いつ来るの?」
「雪が溶けて、青葉が生い茂って、その葉が色づいて…それから、かな」
「じゃあ、来年だね!」
「それまでには、おいらたち、もっと大きくなっているよ!」
「ぼくも、おいしいものを作れるようになっているかも」
「わたしも、もっといっぱい勉強するわ」
「みんな、がんばってね」
ドロップは、ほほえみながら手を振りました。
そこにいたのは、雪のようせいでした。
「ドロップは、雪のようせいだったんだ!」
「ごめんなさい、だまっていて。でも、言っても信じてもらえないと思って」
確かに、はじめて会った時のドロップを見ても、雪のようせいだとはだれも思わないでしょう。
「じゃあ、そろそろ行くね」
ドロップは、4匹のほほにキスをして、雲に乗りました。
「ドロップ…次は、いつ来るの?」
「雪が溶けて、青葉が生い茂って、その葉が色づいて…それから、かな」
「じゃあ、来年だね!」
「それまでには、おいらたち、もっと大きくなっているよ!」
「ぼくも、おいしいものを作れるようになっているかも」
「わたしも、もっといっぱい勉強するわ」
「みんな、がんばってね」
ドロップは、ほほえみながら手を振りました。