二人の未来。
仕方ないので、彼氏が寝ているのを確認して

外に出ることにしました。

電話の声で、何となく察しは付いてました。



・・・彼女と上手くいかなかったんだろう・・・



少し離れた空き地のベンチに座って話すことにしました。

K君・・・ずっと無言でした。

おいおい、話したいって言ったから来たのに。


私 「そろそろ帰るよ。」


立ち上がった瞬間!

腕を引っ張られ、

K君に抱き締められました。


私 「どういうつもり?(怒)」

K君「・・・。」

私 「ちょっ!・・・離してっ!」

K君「・・・ちょっとだけ。」


もがいても、もがいても、K君の腕の力が強くて外れない。

こんなとこ彼氏に見られでもしたら誤解されるって!!!

離れてるとはいえ、私の部屋からはココは丸見えです。


彼氏が起きませんように・・・


困惑とドキドキで胸がいっぱいでした。


私 「彼氏に見られたらヤバイから!」


しばらくして、やっと放してくれました。

そのまま、無言のままK君は帰って行きました。

なんだったんだろう?


この時は深く考えもしませんでした。
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