~Snow White~『ニ巻』
「俺にはおまえが一番だからさ。
俺の目に誰も入らない
おまえ以外は・・・・。
こんな男はそうそういないぞ。」


「困る・・・」



「男ってさ、愛してなくても
女を口説いて
抱くこともできるし
愛してる女がいても
他の女が気になったり
浮気の天才だからな・・・・・
その点、俺はお前しか見えない。
男だから他の女を抱いたって
おまえに似てる女しか探さない。」



「きっといい出会いがあるわ。
私は無理、あなたが世界で一番嫌い。」


稔は爆笑した。


「そういうとこ俺好きだよ。
Mなのかな~おまえに対しては・・・」



何もへこたれた様子などない

ウマい ウマい

そう言って稔は食事をたいらげた。
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